2014.04.16
みなさん、こんにちは
衛生士の稲家です。
12月になり、痛いぐらいの寒さになってきましたね。2014年も残り2週間弱。
本当に1年は早いです。
今日は、成人の方の矯正治療で一般的な矯正装置の名前と役割についてお話します
a バンド 主に奥歯にかぶせる金属でできた帯状の輪。
大きな力のかかる奥歯に使う。
b アーチワイヤー ブラケットにはめて歯を動かす細い金属線。
大きく分けて、断面が丸と四角の2種類あり、
さらに細いものから太いものまで何種類もあり
治療のプロセスで使い分けていきます。
金属アレルギーに対応するワイヤーも。
c モジュール ブラケットにアーチワイヤーを固定するための、
小さなゴム状の高分子化合物。
ブラケットを装着している間、通院のたびに
つけ替えます。
目立たないクリアなものから、カラフルな色のものも
ありコーディネイトを楽しむことも。
d パワーチェーン モジュールの小さい輪が連続したもの。
ごく弱い力が継続的にかかり、歯を引っ張るために
使われます。
e ブラケット 歯に直接貼り付ける矯正器具。
金属製や、目立ちにくいプラスチック製やセラミック製など
色々な種類があります。
いずれも、アーチワイヤーを通すための溝があります。
f リガチャーワイヤー モジュール同様、ブラケットにアーチワイヤーを固定するための
細い金属線。
g エラスティック 主に上下のあごの関係を改善するために使われる、
直径1㎜~5㎜の輪ゴム。
治療のプロセスの応じて使用し、自分でとりはすしを行います。
歯磨きと食事のとき以外は、基本的につけたまま。
h チューブ アーチワイヤーを通すため、奥歯につける筒状の装置。
このように、たくさんの器具を使って治療していきます。
個々の器具の名前や役割を知って、少しでも矯正治療に対する理解を深めて頂けるとうれしいです
現在治療中の患者様は、何か異常があった場合はその名前をおっしゃって頂くとスムーズに対応が行えますよ。
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