Q矯正治療はいつから始めるべき?
A低年齢のお子さんについては、歯並びや噛み合わせの状態により開始時期が異なります。受け口や下顎のずれなど、骨格に大きな問題がある場合には4~6才頃に開始する場合もあります。骨格に大きな問題が無い場合には、前歯が永久歯に生えかわる8~9才頃をひとつの目安とお考えいただくと良いと思います。初診相談は早めに受けていただき、開始時期を相談させていただきたいと思います。大人の方は、いつでも矯正治療が始められます。
Qまずは相談だけでも大丈夫?
Aもちろんです。初診相談ではお口の中の写真や歯のレントゲン写真(必要に応じて)を撮影させていただきます。長期にわたる治療だからこそ、納得して始めていただきたいと思います。それを見ながら、歯並びや噛み合わせの問題点、矯正治療の方法や治療期間、費用などについて相談させていただきます。
Q治療費は分割払いできるの?
A治療費は分割払いが可能です。基本料金の分割は2年で6回の分割が可能です。低年齢から治療を始められるお子様は、第1期、第2期治療と治療が2段階に分かれますが、どちらも2年で6回の分割ができます。もちろん、手数料や利息もかかりません。
Q治療期間は?
A幼児、又は小学生から治療を始められるお子様は、乳歯から永久歯への交換がある為、治療期間も長期を要します。全ての歯が永久歯に生えかわった後、ブラケット治療を2~3年行うので中学生まで(人によっては高校生まで)歯を動かす治療がかかります。中学生以上~大人の方は、初期からブラケット治療を行いますので、2~3年でブラケット治療が終了します。
Qやっぱり痛いですか?
A多少の痛みはあります。矯正装置をつけた直後や調整を行った後の2~3日、痛むことはあります。人によって程度は違いますが、日常生活に支障があるほどではありません。一般的に、痛みはお子様のほうが感じにくいようです。心配な方は痛み止めの処方もいたしますので、必要な方は申し出てください。
Q大人でも矯正治療はできるの? どれぐらいの期間で矯正できるの?
Aもちろん大人でも矯正治療は可能です。重度の歯周病でなければ、年齢は関係なく矯正治療は可能です。当院でも60歳を過ぎてから治療をスタートした患者様もおられます。
Q先に一般の歯科医で虫歯治療をしたほうがいい?
Aはい。矯正治療中に虫歯の治療を行う場合には、矯正装置を外さなければならない場合があります。それにより治療が中断したり、治療期間に影響を及ぼすことにもなりますので、虫歯がある場合には矯正治療の前に虫歯治療を済ませましょう。
Q上の前歯だけ、というような部分的な治療をしてもらえるの?
A部分治療が可能な場合もあります。初診相談時にご希望をうかがっております。実際の歯並び、噛み合わせを確認した上で、部分矯正が可能かどうか相談しましょう。
Q矯正治療後に後戻りがあると聞きますが?
8020運動(80歳で自分の歯が20本あることを目指す)に象徴されるように、できるだけ自分の歯を残すことは大切です。ただ、顎の骨格や、顎の大きさと歯とのバランス等を医学的に考慮した場合、歯を抜いたほうが良い場合もあります。歯を抜かずに無理して治療を行った結果、口元が出てしまったり、唇が閉じにくくなってはいけません。精密検査の結果を見ながら、慎重に抜歯が必要かどうかを相談させていただきます。
高齢化時代が到来する今後、虫歯と歯周病を予防できれば、年をとっても歯は残せます。また、ものがきちんと噛めることは、脳の老化防止にもつながり、認知症の予防になります。健康な老後を送るためにも、まずは健康な歯を!
ご予約・お問い合わせ
矯正歯科のことでお困りでしたらご相談ください。※最終予約は18:30(土曜は17:30)となります。※初診相談の最終予約は18:00(土曜は17:00)となります。