歯列矯正は「痛い」と聞いたことありませんか?どれくらい痛いのか不安に感じる方も多いと思います。 現在の技術でまったく矯正の痛みを無くすことはできませんが、矯正専門クリニックならではの技術と配慮で、患者さまから「考えてたより痛みは少なかった」とのお言葉を頂くことも少なくありません。気になる矯正の痛みを、原因と対策からわかりやすくお話します。
歯列矯正の代表的な痛みには次の様なものがあります。 「歯が動く痛み」、「ものを噛む痛み」、そして「装置があたる痛み」です。 歯列矯正の痛みには「個人差」があることは確かですが、だからこそ痛みを強く感じる患者さまの立場に立って考えなければなりません。「個人差」を逃げ道にせずにしっかり患者さんと向き合うことがクリスタル矯正歯科クリニックの姿勢です。
1.歯が動くときの痛み
矯正装置をつけた直後は、痛みと言うよりも引っ張られている感覚があるはずです。その後、平均6.4時間で痛みを感じると言われます。 痛みのピークは35.7時間後、つまり翌日の夕食時が最も痛い時間といえます。 その後痛みは少しずつやわらぎ、長くても1週間でなくなります。 矯正はそのメカニズム上、移動に痛みがともないます。一般には歯の移動時は95%の確率で痛みが発生すると言われます。
2.食事のときの痛み
歯の動く痛みと同じように装置をつけた当日の食事から痛みを感じる方がいらっしゃいます。これも歯の動くときの痛みと同様に矯正を行っている間、特に装置の調整後数日はつきあっていく痛みの一つです。噛むことで痛みを感じるので固いものや噛みきることが必用な食べものは避ける必要があります。
3.歯装置があたるときの痛み
歯列矯正では歯を動かすためにワイヤーとブラケットという装置を使います。小さく角が丸められたものですが金属の装置を歯につけるのですから自然と口の中や舌にあたります。そのため装置のあたるところが刺激により口内炎になることがあり痛みをともないます。
歯列矯正の痛みはワイヤーとブラケットで歯を動かすことがそもそもの原因ですから、私たちはワイヤーにこだわりました。形状記憶ワイヤーの場合「加工が難しい = 弱い力でしっかり歯動かす」ことができます。形状記憶の性能が悪いワイヤーの場合「加工はしやすい = 一気に強い力で歯を動かす」ことになり、治療が進むにつれ痛みが増しています。 クリスタル矯正歯科クリニックでは、治療の間、形状記憶の性能が高いワイヤーを使用するので、弱い力で歯を動かすことができます。
食事について
食事をする時に硬いものを噛もうとすると痛みが出やすいので、事前に簡単なお食事の指導をさせて頂いております。 違和感が強い患者さまには、進めるペースを緩めたりといった配慮もしていますのでご安心ください。生活スタイルによっても異なりますのでクリスタル矯正歯科クリニックでは患者さまとご相談しながら、お一人おひとりのペースで極力無理のないよう治療を進めています。
装置が当たる痛みには
装置がお口や舌にあたる違和感、またそれによる口内炎を予防するために、歯科用のワックスがあります。これと半透明の粘土のようなものを使用し、装置があたる場所に被せるようにつけます。 普段の生活や食事の際に外れてしまうこともありますが、万が一飲み込んでしまっても問題のない素材で出来ているので安心してご利用ください。
クリスタル矯正歯科クリニックでは、痛み止めを患者さまにご提供しています。痛みや不安を感じた患者さまには安心して治療を進めて頂けるよう、ご希望によっては電話などのサポートもいたします。
ご予約・お問い合わせ
矯正歯科のことでお困りでしたらご相談ください。※最終予約は18:30(土曜は17:30)となります。※初診相談の最終予約は18:00(土曜は17:00)となります。